メープルチーズクリームの米粉ロールケーキ

バレンタインデー。世の中の流れに追いついていないけれど、でもささやかながらも想いを込めた米粉のメープルチーズクリームロールケーキを焼いて一緒に食べるということを大事にしようと思う。「そういうものだからそれでいい」と思考を停止させて安易に判断をくだし、さっさと船を降りてすたすた歩き去る私をもう一度渦の中へ戻し泳ぎ方を思い出させてくれる存在に。意識的でいたい瞬間に無意識の大波に流されてしまわないように、これから私たちの小さくて美しい輪を大事に描いていく。

はじめて焼いたロールケーキはとても不恰好だったけれど、手づくりならではの温かみがあった。米粉の生地は生まれたての赤ちゃんのようにもちもちしていて、真っ白なメープルクリームチーズは決して甘すぎず(だってこのレシピの甘みの元であるメープルシロップは生地とクリームあわせてもトータル大さじ4しか使われていないもの!)いくらでもキスを浴びせられそうなくらいふわふわ。実際にわたしは右と左の端を切り落とし、そのあともしばらく台所で立ったまま、何度か切り落とす必要のない端をさっくり切り落として口に運んでいた。少しずつ寒さが和らいでいる?季節は動いている?カレンダーはめくられていく。きのうの夜観た映画では、男たちがヴィンテージバイクにまたがってアメリカを西から東へ横断していた。そしてバレンタインデー。インドのリシケシに住む友人から「元気かい?」というメッセージとともにビデオが届いた。わたしはいつか彼の緑に囲まれた美しいスタジオでヨガだけを教えて過ごす日々を送りたいと言った。それ以外にもやりたいことはたくさんある。調布飛行場から小さなプロペラ機に乗って25分で着陸する島に家族で降り立ちしばらくキャンプ生活を送りたい。家族でチェンマイに行きゆったりとした時の流れを感じたい。見送ったアメリカのフォーコーナーズをバンで旅したい。北海道もめぐりたい。沖縄にももう一度戻りたい。まるで徒歩旅行(バックパッキング)のゆるやかなスピードで景色を眺め味わうように、チームの成長にあわせてひとつひとつこつこつと。

「小麦粉なしでもこんなにおいしい!米粉と大豆粉のお菓子」のレシピを参考にして今回のロールケーキは作られました。レシピではメープルシロップの代わりに蜂蜜が使われ、生クリームは植物性ではなく動物性です。からだに優しくておいしいお菓子をと、この本にはグルテンフリーのレシピがたくさん掲載されています。白砂糖不使用、乳製品不使用の米粉のカスタードクリームなどのレシピもあり。盛り付けが華やかで、こんなにきれいなお菓子が焼けたら・・・!とジェラシーに似た気持ちでページをめくってしまう本です。

メープルチーズクリームの米粉ロールケーキ

「米粉と大豆粉のお菓子」のレシピ参照。26x38cmの天板

材料

    ロールケーキの生地:
  • 卵黄 3個
  • メープルシロップ 大さじ2
  • 豆乳 15ml
  • 米粉 50g
  • 卵白 3個
  • メープルチーズクリーム:
  • 豆乳生クリーム 150g
  • クリームチーズ 80g
  • メープルシロップ 大さじ2

作り方

  1. オーブンは190℃に予熱する
  2. ボウルに卵黄とメープルシロップを入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てる
  3. 豆乳と米粉を加えて、泡立て器で粉気がなくなるまで混ぜる
  4. 別のボウルに卵白をハンドミキサーで泡だて、ツノがたったら低速にしてキメを整える
  5. 4のひとすくいを3に加えて泡立て器で手早く混ぜ、メレンゲのボウルに全部戻して手早くゴムベラで混ぜる
  6. 天板に流して平らに広げ、190℃のオーブンで9~11分焼く
  7. ボウルにクリームチーズを入れてほぐし、メープルシロップを数回に分けて加え、泡立て器でその都度混ぜる
  8. 別のボウルで生クリームを8分立てにし、メープルクリームチーズに数回に分けて加え、ゴムベラで混ぜる
  9. 生地が冷めたら、巻き終わり部分を斜めに切り落とし、メープルチーズクリームを全体に広げて手前から巻く
  10. 巻き終わりを下にして、製菓用シートで包んで冷やす

Notes

冷蔵保存で2日程度。

http://i-eat.carrots.jp/glutenfree-maplecheese-rollcake/


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