The American Classic: グリルドチーズサンドイッチ

「バナナ&ピーナッツバターサンドイッチじゃなくて?」私が言うとテッドは首を振り、ジ・アメリカン・クラシック・サンドイッチ・フォー・キッズ(アメリカの子どもの定番サンドイッチ)はそうじゃない、と言った。テッドと、いつもの朝食テーブル。「じゃあなに?」「知りたいのか?」「もちろん知りたいわ、”The American Classic Sandwich for Kids”。」

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「きのうはテッドと一緒にお昼に The American Classic Sandwichを作って食べたわ。」ある日いつものように車で数分の近所に住む90歳のおばあちゃんの家で私はおばあちゃんと話していた。車椅子に座っているおばあちゃんの顔にふわりと笑みが広がる。「That Sandwich…。わたしも子どもたちが小さい頃はよく作ったものよ。チーズは異なる種類を2~3種類使って作るのが私のシークレットよ。」

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2枚の食パンの片方にチーズを隙間なく並べるのだ、とテッドは言ってチーズを適当な大きさに切ってきれいに食パンの上にのせた。熱したフライパンにバターの塊を落とし、溶けたバターの上で食パンを焼く。中のチーズはしっかり溶けたほうが良いから蓋をして弱火でじっと待つ。フライ返しで食パンを返す前にもう一度バターを落として溶けたら反対側も焼く。外はこんがりサクサクかりかりに仕上げ、中のチーズはとろ〜り溶けるまで。できたらフライパンから引き上げ、まな板の上でエイっと包丁をいっきに入れると切り口がきれい。熱々のうちに食べること。

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せっかくだから、おいしい食パンとおいしいチーズを買おうと思った。サンドイッチの両面はバターを吸わせてカリカリにする。Veganバターの良いところは、ジャンクで高カロリーな食べ物の質をほんの少し上げられること。体に良いココナッツオイルをベースにしたVeganバターなら、おかしいほど躊躇せずにバターの塊をフライパンに落とすことができる。ざくっと音をたてて切ったサンドイッチの切り口からジャックチーズがとろとろと溢れでてきた。両手で持ち上げて、はぐっと一口。外側はあのときと同じようにサクサクかりかり。サンドイッチに添えたガーキンスのピクルスと一緒に頬張ると、ピクルスがチーズの舌のうえで鋭いアクセントとなる。一人でもニヤニヤ顔が緩んでしまう。今度は誰かに作ってあげよう。


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