Her Orange Sweet Memory: Raw Veganピーナッツバターカップ

コーヒーを飲みながら、彼女はどれだけピーナッツバターを愛しているか、こんな苦いコーヒーを飲んでいるときは、どれだけピーナッツバターが恋しいか、頭のなかの貧相な単語帳をめくってめくってポップコーンのように言葉をポンポン弾けさせて語った。君に食べさせたいものがあると静かな笑顔を向けて言い、男の子はすくっと立ち上がって彼女の手を掴み、二人はポートランドの町中のお店に顔を覗かせ地図のない宝探しに出た。小さなオレンジ色のエンジェルをついに発見したとき、彼はジーンズのポケットからコインを取り出し、大きな手で宝ものを わし掴み、彼女の小さな手の平にザザーッとのせた。オレンジ色の包紙の、思い出のピーナッツバターカップ。あれから時が経ち、ひょんなところで彼女はあの男の子を見かけた。白いマリン服に身を包み、風になびくは あの時と同じ栗色の長い髪の毛ではなく星散らばる国旗。

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RAW Veganチョコレートと、ほんの少し塩をきかせたサンバター
ひんやりとしたその冷たい固体を指でそっと持ち上げ、噛みつく。
そしてもう一度ゆっくり目線の位置まで引き戻して眺める。
あの時と同じ断面ね、とつぶやき そっと微笑む。

彼女はBitterでSexy。

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先日カカオパウダーやココナッツオイルやメープルシロップなどでRAW Veganチョコレートを作りました。


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2 thoughts on “Her Orange Sweet Memory: Raw Veganピーナッツバターカップ

  1. 一編の詩のような モノクロのフランス映画のような お洒落でシックで ほんのちょっとアンニュイなブログがたまりませんわ。とても とても 好きな感じです。

    私もこんな食生活がしたい!と思いつつ なかなか出来ないでおりますが(^_^;) ゆっくりと真似させていただくつもりでおります。

    これからも 益々、啓蒙してくださいませ。

  2. >田中恵美子さま
    一編の詩のような、モノクロのフランス映画のような、お洒落でシックで、ほんのちょっとアンニュイ。
    しばらくこの言葉だけで生きていけそうです。本当に。

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