記憶のなかの硫黄岳

雨がテントを打つ音に耳を澄ませながら、凍える手を熱いカフェラテで温めている。少し前に降り出した小雨を振り切ってテントへ戻った。さっそく湯を沸かして飲み物を作る。この日、私は早朝から歩き出し8時前には硫黄岳をあとにして下山していた。天気予報ははずれ。山頂は真っ白の靄に包まれていた。朝には似つかわしくない幻想的な光景。風が強く私は心細くなり引き返した。山にはたくさんの表情がある。
この日も私はその表情を大切に記憶に留めておく。

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