ミャンマーの記憶、パンを焼いた

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ときどき気づく。「以前の自分がおもっていたこと」を意図せずとても自然な流れで「今の自分がやっている」ことに。それは足踏みの連続で停滞していると思えるじぶんの中に見る小さな有機的前進。

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ひさしぶりに白神こだま酵母でパンを焼いた。次にパンを焼くときは、小麦粉と水で酵母をおこすところから始めたいと思った。そしたらミャンマーで出会った、セルフビルドのヒュッテの庭にある自家製の窯で、自家製酵母のパンを焼くマークのことを思い出した。パンを焼くのは1日がかりの仕事だけど、とてもPleasant work(愉快なしごと)だと言っていたマークのことを。あのときわたしは、彼と彼の人生に真似しようにも真似できない豊かさを見た。そんなことなどすっかり忘れていたのに。

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パン+ローストパプリカソース+シラチャ(お気に入りのソース)
パン+ひよこ豆のペースト

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みなさんはどんな生活を夢見ていますか?

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これは上の話に出てきたマークが住む小屋です。マークは庭に作った釜で週に一度、宿泊客の朝食用に自分でおこした酵母でパンを焼くと話していました。小屋や宿泊用施設を自分たちで建て、庭にはアボカドの木があり、敷地内には手が回らないといっていた畑もありました。わたしはThitaw Lay Houseの隣に建てられたもっと簡易なThitaw Twoの部屋に泊まったため朝ごはんは弁当箱(ティフィン)に入っていましたが、Thitaw Lay Houseではマークが焼くバナナブレッドをはじめ豪華な朝ごはんが並ぶよう。(わたしのティフィンの朝ごはんにも十分ワクワクしましたけどね!)

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わたしはミャンマーのこの山合いのKalawという町を拠点に3日間、山や畑や線路を歩き山岳民族の家に泊まらせてもらうトレッキングをしました。(そのときの様子はかまどの炭火で焼くチャパティのお昼ごはんに。)日本からミャンマーの首都であるヤンゴンへ到着したのち、予定を変更してその日のうちに深夜バスでこのKalawへ。ここでは夜に闇がしっかり降りてきて、この日は遠くのほうで誰かがギターを弾き歌を歌っていました。テレビはなくてもギターはあり、夜の山に向かって大きな声でギターを弾きながら歌うのはさぞかし気持ち良いだろうなぁ、なにより健全!とうらやましく思い、山のなかでエコーのように響き渡る見知らぬ男の人のそんなに上手じゃないけれどロマンチックな歌声に、何十時間も移動続きで疲れていたわたしは真っ暗ななかでも安心して眠りについたのだったっけ。帰国してミャンマーに思いを馳せつつ焼いたのはこのダークチョコレートVeganバナナマフィン。ちょうど今と同じ梅雨の時季、しとしと雨降る日曜でした。

ダークチョコレートVeganバナナマフィン


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