出産・育児:参考にした本や関連映画

これはわたしの妊娠時の読書記録(随時アップデート中)です。自分自身のための個人的な忘備録ではあるものの、決して押し付けるわけではなく誰かにおすすめしたい気持ちもあり、こうして I EAT.の片隅に残しておこうと思いました。ここへたどり着いてピンときた方だけに見てもらえればうれしいです。お産は人それぞれ十人十色で、ある出産方法が素晴らしくて、それ以外はダメとは思いません。わたしの場合は、出産について恥ずかしいほど全くの無知状態から入り、さまざまな本に手を出しながら、かなり早い段階で自然出産が一番しっくりときて納得感が得られたため、助産院でのお産を決意しました。読書を通して大きな発見だったのは、テレビや映画の世界を通してしかイメージすることのできなかったこわ〜いお産は、お医者さん主導ではなく、産婦が「産む」という行為に対して主体性をもち、これからお腹の外に出てこようとする赤ちゃんと一緒に協力して成し遂げる、人生の一大イベントだと思えるようになったことです。そこから恐怖心は消え去り、楽しみな気持ちでいっぱいになりました。陣痛が気持ちいいって、それ一体どういうこと?!わたしもそんな経験がしてみたい。今はただそれだけのためにできることを積み重ねようと思います。積み重ねた末であれば、たとえ理想のお産方法(自然分娩)でなくても、納得して大仕事に臨めそうです。

※わたしは時間がたっぷりあったので、すべて図書館で借りられる本を読みました。おすすめは左から順番に並べました。読んでいておもしろい本ばかりでしたが、頭でっかちにもなりたくないものですね。
*妊娠時の読書記録と上にはありますが、出産後の育児関連の本も随時アップデートしていきます。

 

お産について前向きになった最初の一冊

 

妊娠が発覚してから日にちが経ち冷静になるにつれて、わたしは戸惑いを感じていました。これから自分の体に起こる変化や、子どもを産む(出産)プロセスを何も知らない自分には、盲目的な恐怖心があると思いました。安易に手に入る(見聞きする)情報は怖いことや痛いことばかりで、下手に恐怖心があおられ病人になったかのような気持ちになりましたが、「分娩台よ、さようなら」をたまたま最初に手に取り読んだときに、すーっと余分な心配事が剥がれ落ち、気持ちが羽のように軽く前向きになったことを覚えています。1冊目でこの本に出会えたのは幸運でした。ここから助産院探しが始まりました。

 

 

生きる軸はここ

 

すべてのことを科学で追求し、能率や生産性や便利ばかり求める社会的環境で、本質はどこにあるべきか改めて再確認させてもらった吉村正先生の『「幸せなお産」が日本を変える』は、お産が終わっても手元に置き時折言葉を拾い続け、常にここに軸を置きたいと思った本。写真集である『幸せな、お産』は眺めていると涙がじんわり。(ホルモンのせいで感情が高ぶりやすいこともあり)。『お産って楽しいね』には、自分が積極的に求めに行かないとなかなか聞けない(一般的なエピソードとはまた異なる)さまざまな自然分娩エピソードがあります。その一つ一つに個性と豊かさが溢れていてうらやましい。2章の「安産への招待」では、叔父の吉村病院長と妊婦さんの手紙のやりとりという形式で、分かりやすく現代の出産の現状や問題点が述べられています。以下は最終章の「“手づくりのお産”を考える」よりほんの少し抜粋。自然出産を推奨する他の本とは違った見地の表現だけど、常々ぼんやり感じていたことと重なり、私個人に特に響いたものです。

つまり、柵の向こう側が自由の天地で、こちら側が檻の中なのです。檻の中の動物たちが絶望して正気を失い、野生のときとはうって変わって悲しげなのと同様に、・・・・・(省略)・・・・・生き生きしていません。このように・・・・・(省略)・・・・・社会の歯車の一つ一つになっていいます。組織としては、このようにしつけられた人たちが使いやすいかもしれませんが、使われる側は個性を失い、人間本来の自然な生き方を知らず、真の意味でしあわせであるとは思えません。・・・・・(省略)・・・・・鶏の孵化場のような・・・・・(省略)・・・・・ものの考え方、感じ方まで無個性にされて、鋳型にはめこんだような、・・・・・(省略)・・・・・それを不思議に思わない、つまり“心の自然”を失った人間にされてしまいそうです。

・・・・・(省略)・・・・・その反面でその行き過ぎが人間の自然から授かった貴重なもの、自然の中に、自然の動きのまにまに生きてきた過程で得たすばらしいものを失わせたといえないでしょうか。

 

本の著者である吉村先生の吉村医院を撮った河瀬直美監督のドキュメンタリー映画「玄牝」
(DVDはなく自主上映作品です。わたしはまだ観れていません!)

 

 

どこでお産をするかを考えるときに・・・

 

 

挑戦してみよう

 

 

お産イメージトレーニング

 

 

妊婦期間にやっておきたい・知っておきたいケア関連

安定期に入り18週頃から胎動を感じ始めました。胎動が感じられるようになると、お腹から赤ちゃんを出したくない!って思うほど愛おしい気持ちが溢れます。赤ちゃんにたくさん話しかけます。ポンっとお腹を蹴って時々応えてくれます。そんなやりとりがほんわか楽しい日々。また安産のために妊婦期間中にできることはたくさんあります。本を読むこともそうですが、助産院はさまざまなマタニティクラスを通して、妊婦さんの心構えや体づくりをきちんと教育してくれるなと思いました。食事や適度な運動もそうですが、具体的な冷え対策(逆子防止)や貧血対策(出産時の大量出血防止)などを通して、体のことをさらに学ぶ良い機会となりました。また「自然なお産がしたい〜手から手へ 東洋医学とラマーズ法で」という本では、もぐさのお灸や、当帰芍薬散の服用、生まれたての赤ちゃんに飲ませると胃腸が強くなるというマクリ(胎毒下し)という漢方なども勉強になりました。

じんわり。

 

 

肩の力が抜ける妊婦エッセイ

 

 

育児関連

 

布おむつ・おむつなし育児

産前、できれば布おむつで育てたいと考えていました。理由としては、ゴミを増やしたくないと思った(たくさんゴミを作ってしまうのは賢いやり方と思えない)ことと、布のほうが赤ちゃんにとっては快適だろうと思ったからです。また妊娠期間中に腹帯(さらし)を巻き、たった1枚の布きれの有効性に感動し、シンプルな布を使いこなすっていいなと思ったのもあります。(たとえば震災にあったとき紙おむつが手に入らなくても布おむつがあればやっていけるとか、使わなくなったさらしを雑巾やおんぶ紐として使うとか。)そうはいっても、わからないことばかり。布おむつってどういうもの(構造)なのかとか、汚れた布おむつはどうやって洗えばいいのか(いちいち手洗いしなきゃいけない?つけおきで本当にきれいになる?おしっこはともかく、うんちのときは?)とか。幸い助産院での入院生活は布おむつだったため布おむつに対するハードルがぐっと下がり、退院して自宅に戻ってからも抵抗なく紙おむつと併用して布おむつ生活のスタートをきることができました。そして今(産後3週間です)実際に布おむつの生活を送ってみて分かったのは、おしっこやうんちで黄色くなった布もつけおきをしておけばウソのように真っ白に戻るということと、紙おむつではさっそくおむつかぶれしてしまったので布おむつがいいなと心から思うことと、紙おむつは予想通りすごい量のゴミになる(=おむつは大量に買ってあってもあっという間になくなっていく)ということです。以下、私が布おむつ用に買ったものたちです。
 ウールを好きになったのは、何日も歩き続けるハイキングをするようになってからです。どんなに汗をかいても自然の消臭効果で臭わず、汗による冷えもなく快適な温度調整ができるため季節問わず、下着はもちろんのこと、ロングTシャツや靴下もウールのものを身につけて山へいきました。そのため布おむつカバーはウール以外のものには目がいきませんでした。ウールの布おむつカバーであれば、毎回洗う必要はなく使っていないときに天日干しするだけでOKです。おしっこやうんちを受け止める布は、吸水性・通気性に優れた綿100%のドビー織りのものを自分たちでミシンで縫って作れるように反物を買いました。これは布おむつ用なので28枚の布おむつを作ることができ経済的です。反物でなくても既に輪おむつ状になったものも売られています。が、うちでは自分たちで作るという過程を楽しみたかったので、これを選びました。つけおき用にはアルカリウォッシュを、そして一晩つけおいたものをarauの洗剤で洗濯機で洗っています。

コメントを残す