#1 備忘録:「女性のためのナチュラル・ハイジーン」

〜この本を手にして読んで、たくさんの発見があったので、ここに自分の備忘録として残します〜

(感想)よく生理になると横になっていないと辛いとか、薬を飲まないと無理!という人がいるけれど、あれは毎月訪れる女性の日特有の症状で、不快でも苦痛でも我慢してなんとかやり過ごすべきこと、その人の生まれたときからの先天的な体質によるもので、こればかりは仕方のないこと、生理が重い人はアンラッキー、軽い人はラッキーと、その症状の差について特に疑問に思わず「そういうものなのだ」と捉えていたけれど、女性ホルモンのバランスを必要以上に大きく崩しているのは、私たちの日々の食事によるエストロゲン(ホルモン)の過剰な製造が原因だった。よく「ホルモンバランスが…」と耳にするけれど、どうすれば整えることができるのか知らなかった。というか、ホルモンバランスは自分でどうにかできるものではないと思ってた。一番良い体質改善は漢方の服用だと思っていた。でも実は、毎日の生活でこんなにも簡単にできることがあった。フラックスシードやオメガ3がどうして体に良いと言われているのかよく分からなかったけど、そういうことだったのか。

 

第一章:月経トラブルから今すぐ解放されたい「あなた」へ

月経に伴う苦痛は、食習慣の改善で解消できる。

 

自然と調和した生き方を重視するナチュラル・ハイジーンと呼ばれる生命科学では、あなたのライフスタイルが、あなたを健康にもすれば病気にもする、と教えている。

  • 何を食べているか(食習慣)
  • 毎日どれだけ体を動かしているか(運動)
  • どれだけ休養しているか(睡眠)
  • 強いストレスを感じていないか(ストレスマネージメント)

 

女性特有のさまざまなトラブルの原因は、女性ホルモン(エストロゲン)の急上昇

エストロゲンが急上昇すると、

  • 月経開始年齢が早まる
  • 月経前症候群や生理痛がひどい
  • エストロゲンに敏感に反応する生殖器官(子宮・卵巣)や乳房の細胞に異常な成長が促され、やがて腫瘍やガンを形成する
  • 更年期にホルモン・レベルの大幅な変化に体が適応できなくなり、さまざまな不快症状を引き起こす

エストロゲンは、

  • どこ?:卵巣で作られる
  • 原材料は?:脂肪
  • エストロゲンの量に特に影響を与えるのは?:牛乳・乳製品

 

牛乳について知っておくべきこと:

* 牛乳は、高脂肪食品である。

* 牛乳には、牛の赤ちゃんを巨大な大人の体に成長させるのに役立つ性ホルモン(エストロゲン)や生物活性ホルモン(インスリン様成長因子)を大量に含んでいて、インスリン様成長因子は人間の体で作られるものと全く同じであるため、必要以上に成熟を早め、初潮年齢の低下、生理痛、子宮や卵巣トラブル、乳がん、前立腺がんの元凶となる。

* 牛乳には、成長ホルモンや環境汚染物質(農薬、ダイオキシン)なども混入しており、「外因性(環境)エストロゲン」「疑似エストロゲン」「ホルモン攪乱物質」などと呼ばれ、デリケートな女性ホルモンのバランスを攪乱している。

 

どうすればエストロゲン・レベルを低く保てるのか?

⇒ 低脂肪のプラントベース(植物性食品)の食事

  • 体内でエストロゲンが過剰に製造されない
  • 必要とされるまでエストロゲンを拘束している成分「性ホルモン結合グロブリン(タンパク質の一種)」のレベルが正しく保たれ、血液中のエストロゲンが過剰にならないようにコントロールされる
  • 肝臓で濾過されて腸に送られて来た余分なエストロゲンを、食物繊維がスポンジのように吸収して速やかに体外へ排出してくれる

 

“リッチ” な食習慣がもたらす体への負担

欧米型のリッチな食習慣 = 脂肪、動物性食品、加工精製食品 > 食物繊維、抗酸化栄養、ファイトケミカル、ビタミン、ミネラル

この食習慣は、血中エストロゲンレベルを上げ、月経周期中のエストロゲンレベルの上昇期から下降期への変化をジェットコースターのように急激なものにしてしまい、この急激な変化が、月経前症候群や生理痛、頭痛、腰痛、吐き気ほかの月経困難症を引き起こす。

この食習慣の女性たちの体は、エストロゲンレベルが高いため、子宮内で形成される赤ちゃんのためのクッション(子宮内膜組織の層)も厚くなりすぎている。

 

月経を引き起こすホルモン様化学物質、プロスタグランジンも解決のキー?

プロスタグランジンは2種類のタイプがある

  1. 炎症を促進するタイプ(発熱・痛み)
  2. 炎症を抑制するタイプ(解熱・鎮痛)

 

たとえば、月経時では

  1. 炎症性プロスタグランジンの作用で月経が始まる(血管が収縮し、厚くなった子宮内のクッションを除去し、膣から排除)
  2. 抗炎症性のプロスタグランジンの作用で血管が拡張し月経が終わる

 

抗炎症性のプロスタグランジンのレベルをあげ、炎症性プロスタグランジンとのバランスを整えると月経トラブルが緩和される。

 

プロスタグランジンは必須脂肪酸から作られる。

  1. 炎症促進タイプ=オメガ6脂肪酸:リノール酸(植物油や肉類や卵、牛乳)
  2. 抗炎症タイプ=オメガ3脂肪酸:a-リノレン酸(フラックスシード*、エゴマ、クルミ、緑葉野菜

* フラックスシードは別名「亜麻仁」。古くヒポクラテスの時代から薬用に用いられていた亜麻の種。スーパーフード。

 


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