キヌア+レンズ豆+ローストベジタブル+柿&グリーンリーフのサラダ

思い出を脳に刻むには、香・味・音の3通りのゲートがある。私はサンフランシスコの日々 〜Feed Me Well (私に良い食事を)〜 を忘れないうちに東京の台所で再現する。今日のサラダはグリーンリーフに柿を。インスピレーションは味というより色彩からもたらされることの方が多い。ある晩目にとまった、ほうれん草の深い緑にイチゴの赤が映えるサラダは、パリジェンヌの冬の装いのようにシックでハッとする素敵な組み合わせだった。ここでのグリーンリーフに柿のオレンジ色だって秋の装いとして悪くない。カラーコンビネーションは、鏡の前で週末の洋服をコーディネートするよりもむしろ、山と道のサコッシュバッグを選ぶときの心境にとてもよく似ている。つまり。真逆の対照的な色と色をぶつけてみること。たとえば。

  • スイカとミントのサラダ。
  • 真紅色のビーツとオレンジピンク色の果汁滴るピンクグレープフルーツサラダ。
  • ほうれん草とストロベリーのサラダ。
  • パパイヤ入りコールスロー。

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渋いカーキ色の装いはレンズ豆。「レンズ豆」という響きは、なぜか「塩豚」や「ベーコン」や「煮込み」や「東欧」や「ヨーロッパ」を連想させる。インドでだってレンズ豆はカレーでよく使われているというのに。レンズ豆はとても薄っぺらくて、水で戻す必要がなくそのまま鍋にかけられ短時間でやわらかく煮れる、とても使いやすい豆。今日はこの豆をダルカレーでもなく、スープでもなく、野菜のだしで味付けして煮て水気をきり、サラダに添える。多くの豆が消化に時間がかかる中、レンズ豆は消化が良く胃腸にやさしい。豊富なタンパク質に加え、鉄分も多く含まれているため貧血予防にも良い。また整腸作用のある食物繊維と、疲労回復や肌を整えるビタミンB群も含む。レンズ豆は2006年3月のアメリカの健康専門誌「ヘルス」で世界の5大健康食品に選ばれたそうだ。(ちなみにその他4つの食品は、日本の大豆、スペインのオリーブ油、ギリシャのヨーグルト、韓国のキムチ。)レンズ豆には色の種類がある。赤やオレンジやグリーンや黒や茶色など。サラダにあうのはやはり、バックのトーンをぐっとおさえてイエローやグリーンや赤をぐっと主役に持ち上げる渋いカーキ色した茶レンズ豆。茶レンズ豆はなぜか他のレンズ豆に比べて価格も安い。
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キヌアはお米に代えて頻繁に食べたいもの。ただ日本ではキヌアが普段使いに容易に入手できないのが悩みの種。そして売られているものもほとんどがホワイトキヌアであることが多い。キヌアには小豆のような色をしたレッドキヌアや真っ黒のブラックキヌアという種類もある。私は選べるときはなぜかレッドキヌアを選んでしまう。特に理由はないけれど。なんとなく、色のついた食材のほうが優れているような勝手な妄想(色のないもの=精製されたもの)が働いてしまうのだ。アメリカに行ったときは必ずキヌアを買って帰る。(キヌアは米などと同様に輸入に規制がかかっているためiHerbで購入することができない。)今回買ったのは、ホワイトキヌアとレッドキヌアに、そばの実と、きびが入ったSuper Grainsというマルチ穀物のもの。キヌア単体は安価ではないけれど、他の栄養価の高い穀物とミックスされたものはオーガニックでも遥かに安い。これは例えるならばお米に古代米を混ぜて炊くような感じ。いくつかの穀物を合わせる(マルチグレイン)というアイディアはすぐに私の気に入った。マルチグレインでパンケーキ。マルチグレインでオートミール。マルチグレインのキヌア

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キヌア+レンズ豆+ローストベジタブル+柿&グリーンリーフサラダ

材料

作り方

  1. キヌアを炊く。詳しい炊き方はこちらへ。
  2. レンズ豆1カップを水2~3カップと野菜ブイヨンで15~20分ほど、柔らかくなるまで煮て水気をきる
  3. さつまいもとブロッコリーを一口大に切り、米油などのオイルにしっかりからませ、塩とブラックペッパー(お好みでチリパウダー)を振りかけて、180℃のオーブンで20~30分ローストする
  4. グリーンリーフに柿をあわせ、必要に応じてオリーブオイル・塩などで軽く味付けする
  5. とうもろこしを茹でて包丁で実を削ぐ
  6. ひまわりの種をフライパンで軽く炒る
  7. ボウルにキヌアを敷き、その上にその他の食材を盛り付ける

Notes

キヌアやレンズ豆は一度に多めに作り冷蔵庫にストックしておくと便利です。

http://i-eat.carrots.jp/quinoa-brown-lenti-roasted-vegetablel-greenleafsalada/


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