
「The way we spend our time is an expression of what we find truly important.(わたしたち各々の時間の過ごし方には、各々が真に重要に思っていることが表れている)」
いつもひっそり静かで美しい文章を綴り、繊細で素朴なペーストリーをキッチンで作る女性が、ある日そう書いていた。生きていくためには、必要最低限やらなきゃいけないことと、夢や希望や喜びをもってやりたいことがあり、理想論だけでは生きていけない世の中でその二つは等しく大切で、そのバランスを曲芸師のように上手にとることが心と体と魂の健全を保つ。少なくとも毎日やっていることは、将来なりたい自分に繋がる線路を(かろうじてでも)踏み外さないでいたい。今読んでいる本で、男の子はアラスカの凍えるような夜空に奇跡のように現れるオーロラがいくつもの光の筋で夜空を輝かせ、一瞬にして消えるのを何度も目にしているうちに、この世に永遠で絶対的なものなんてない、と強く感じ「そう長くはない一生をつまらないことに費やしている暇はないから、一瞬一秒を本当に美しいものに捧げよう」と心に固く決めたところ。
ドーナッツをずっとずっと作りたかった。ドーナッツをクリエイティブに作る時間は少なくともわたしの線路上にある。ようやく100円で手に入れた型でチョコレートソースがかかったドーナッツを作った。最近スイーツを成形/成型することはとても面白いことに気づいた。これまで多くの場合、わたしはヘルシーなフェイクスイーツで使われる健康的な食材のラインナップにばかり興味と感心と感動を奪われていて、素材よければすべて良し、素肌がきれいだからスッピンでオーケーみたいな考え方をしていた。でも!赤のルージュと真っ赤なのハイヒールを履いてゴージャスで特別な気分にならない女性なんているかしら?!
このドーナッツは白砂糖も小麦粉も使わないグルテンフリーのロースイーツ。つまり。Guilty-Free。タヒニ(白ごまペースト)とココナッツオイルとカカオとメープルシロップで作るチョコレートソースは、こんなふうにドーナッツやクッキーの上からたらしてツヤ出しとフレイバーを押し上げるのにも使えるし、チアシードプディングに混ぜてチョコレート味にしても良い。グリーンスムージーのトッピングにチョコレートソースをのせてもたのしいし、フレッシュなフルーツをディップしてももちろん良し!使いみちは豊富!!
アメリカの計量カップ使用
材料
- オーツ麦 1カップ
- ココナッツフラワー 1カップ
- カカオパウダー 1/4カップ
- 塩 少々
- マジョールデーツ 1カップ
- ココナッツオイル 1/4カップ
- メープルシロップ 1/4カップ
- バニラエクストラクト 小さじ1
- ココナッツミルク(必要に応じて)
- ココナッツオイル 1/4カップ
- メープルシロップ 1/4カップ
- タヒニ 1/4カップ(ナッツバターで代用可)
- カカオパウダー 1/4カップ
- バニラエクストラクト 小さじ1/4
- ココナッツミルク(必要に応じて)
作り方
- ココナッツオイルは液体に戻しておく
- ドーナッツの材料をすべてフードプロセッサーで混ぜ、生地に粘着性が出て粘土のようになったら冷蔵庫で少し冷やす(冷蔵庫で冷やすと生地が冷えて少し固くなるので扱いやすくなります)
- 型を使ってドーナッツを作る
- チョコレートソースの材料をすべてフードプロセッサーで混ぜる
- チョコレートソースにドーナッツをつけてアイシングする
- 冷凍庫で冷やす
Notes
常温ではとても柔らかいです。
こんにちわ。
もしよければ、
アラスカの男の子の本のタイトルを教えて頂けますか?
人生って本気で向き合えば向き合うほど分からなくなってしまう。
きっと、シンプルに素直になればいいのだけれど、大人になっていくうちにいろんな欲にまみれてしまう。私はそんなん欲なんてないと思っても流させてしまう….
夢や希望ほど輝ける鍵になるものはないっていうくらい大きなパワーがありますよね。
> ranさん
」という本です。
「Walden on Wheels
他人や社会ではなく、自分の物差しで計って判断することや、自分の価値観を確立することの大切さに改めて気付かされました。
ranさんもなにかおすすめの本がありましたら教えてくださいね。
レシピ参考にさせてもらっています!どれも素敵です!
オーツ麦は生食?非加熱で食べられるのですか?
それとも非加熱で食べられるものとそうでないものがあるのですか?
無知ですみません
> nonさん
こんにちは。メッセージありがとうございます。よく見かける、蒸して平たくされたオーツ(Rolled Oats)は加熱しなくても、そのままで食べることができます。たとえば、夜寝る前に水やミルクに浸しておいたオーツにフルーツなどを添えて朝ごはんを食べる「Overnight Oats」は、手軽に翌朝起きてすぐに食べることができるため、さまざまなレシピがあります。Rawスイーツのレシピでも、このドーナッツのようなレシピやエナジーボールでパウダー状にしたオーツを使うレシピもたくさん見かけます。オーツ自身はもそもそしているため、食べやすさや消化の良さを求めるならばココナッツミルクなどの液体を少し加えてあげるといいと思います。