ルバーブのジャムづくり

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だいぶ昔 学生時代の頃まで遡るけれど、待ち合わせ先に到着した女友達が開口一番「ルバーブを買いに行っていたから遅れた」と言った。彼女のかばんにちらっと目をやると、なにやら新聞紙にくるまれた長細いものが飛び出ている。わたしは そのときルバーブという(あれは野菜?)を知らず、そのとき新聞紙に包まれた「ソレ」をどんな風に想像したかも覚えていない。もしかしたら当時は料理にも特別興味がなかったから、彼女にルバーブで何が作れるのか聞くことさえせずに「そんなに待ってないから大丈夫」といって歩き始めてしまったかもしれない。
それでも「ルバーブ」という音の響きとカタカナの並び方はなんとなく素敵で、ずっとずっと頭の引き出しにそっとしまっておいた。

 

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わたしが好んで蜘蛛の巣を通して覗き見している海を隔てたあちら側のキッチンでは、この時期至るところで「ルバーブのパイ」とか「ルバーブのパウンドケーキ」がオーブンで焼かれている。想像上の甘酸っぱい香りは 海を渡って わたしの鼻先まで漂ってくるほど。

 

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先日ひさしぶりに訪れたルヴァンにルバーブのパイがひっそりとあった。「あ」と思い、パイを指さして、お気に入りの米粉のクッキーや食パンや玄米キッシュと一緒に茶色の袋につめてもらい、雨のなか袋を小脇に抱え傘をさして歩き出した。いつ食べるとも決めていなかったけれど、机に置いたソレはわたしが想像していたのと一寸も違わず甘酸っぱい香りを放ち、わたしは目の前のことに集中しようとも鼻がよそ見をして、そして心がよそ見をして、お腹がうるさいものだから、これではその場にいる周囲のひとにも迷惑がかかるかもしれないと甘酸っぱい香りを消し去るために、さっさと胃に仕舞ってしまうことに決めた。ルバーブは赤色と緑色の種類があるという。オーブンから出したばかりの外国のルバーブのパイやマフィンやパウンドケーキは少女の頬のように桜の花びらのように薄ピンク色で愛らしい。旬は5月から9月。でも一番おいしいのはちょうど今頃。雨の季節のルバーブ。赤色の長靴を履き今日も傘をさして歩き出す。赤色のルバーブを探しに。

 

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ルバーブのジャム

オレンジをレモンに変えても良いです。

材料

  • ルバーブ 4〜5本(2センチ角に切ったもの約2.5カップ分)
  • きび砂糖 1カップ
  • オレンジの皮
  • オレンジの果汁 オレンジ1/2個分
  • 生姜 1かけら(オプション)
  • シナモン 大さじ1/2(オプション)

作り方

  1. ルバーブを2センチ角に切り鍋へ
  2. ルバーブの上にきび砂糖を入れよく混ぜて、そのまま数時間から1日置くと鍋の下に水が溜まってくる
  3. オレンジの皮を擦って入れる
  4. オレンジの果汁を絞って入れる
  5. 生姜を擦って入れる
  6. シナモンを入れる
  7. 鍋に火をかけ、木べらで時々混ぜながらぽってりとしたジャムになるまでアクを取りながら煮る
http://i-eat.carrots.jp/rhubarb-jam/


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