塩漬けした山椒の実の炊き込みごはんと、凍り豆腐唐揚げ

わたしの目にはその映像がチベット僧の砂曼荼羅のように映った。わたしの横で小さいけれど大きな光を放つものと、わたしとテーブルを隔てた真正面でまるで生命のエネルギーが鮮やかで強い南の島のバカンスから舞い戻ってきたかのようにとても健康的な色を放つもの。最近、人も食べものも動物も植物も、すべてのものは明るかったり 濁っていたり どす黒かったり、温かかったり冷たかったり、流れていたり淀んでいたり、そんなさまざまな(そして明らかな)性質のエネルギーを放つように思う。その強さ、弱さ、美しさ、醜さ、心地よさ。手のひらを向けて吸収したいし、手のひらを伏せて大切なものが汚れないよう守りたい。

この日のメニューをどうしようかとしばらく迷っていた。日にちを延期してもらう前は、ファラフェルのベジバーガーと、実家からたくさん送ってもらった美味しい新じゃがでローズマリーフライドポテトを作る予定で下準備までしっかりしていたけれど、日にちを重ねていくなかで、地味だけどしみじみおいしいごはんを作ろうという気になった。そして真っ白なお皿に盛ったのは、

*塩漬けした山椒の実の炊き込みご飯(レシピあり)
*凍り豆腐の唐揚げ・だしにつけて食べる(レシピあり)
*サニーレタスとケールと紫スプラウトのオリーブオイルドレッシングサラダ
*茹でたとうもろこしとブロッコリーとアスパラ
*Veganピクルスマヨ
*冷やしトマト
*キャロットラペ
*小松菜とシーチキンの塩昆布お浸し
*ブロッコリーの茎で作るザーサイ(レシピあり)
*自家製梅ジュース炭酸割り

この山椒の実の炊き込みごはんと、出汁につけて食べる凍り豆腐の唐揚げは、現在我が家でヒット中。炊き込みごはんはオリーブオイルがバターごはんのようなパラパラ感とコクを出し、鍋で炊いているあいだ台所は出汁と山椒のさわやかで香ばしい匂いに包まれる。口の中で山椒の実が弾けたときのレモンのような柑橘系の香りとピリリっと舌に残る刺激。ごはんは冷めてもおいしく、翌朝はおにぎりにすることも。山椒の実は、塩漬けの他に醤油漬けにもした。それでも心配でさらに手に入れた実はアク抜きまでの下処理を済ませてジップロックに入れ冷凍し、来年のこの時期までどうか楽しめますようにと願いを込めた。凍り豆腐の唐揚げは大豆ミートで作る唐揚げよりも経済的で美味しいため、唐揚げ用の大豆ミートは常備しなくなった。豆腐が安くなっていたり値下がりしているときに買って冷凍しておくとメインのおかずがないときにパパッと作れて便利。

塩漬けした山椒の実の炊き込みごはん、凍り豆腐唐揚げ、ブロッコリーの茎のザーサイ

材料

    山椒の実の塩漬け:
  • 山椒の実
  • 塩 山椒の実の10%の重さ
  • 塩漬けした山椒の実の炊き込みごはん:
  • 塩漬けした山椒の実 大さじ1
  • お米 3合
  • オリーブオイル 大さじ2
  • だし 大さじ2
  • 炊飯用の水
  • 凍り豆腐唐揚げ:
  • 木綿豆腐 1丁
  • すりおろした生姜 大さじ1
  • 酒 大さじ3
  • 醤油 大さじ2
  • 片栗粉
  • 揚げ油
  • だし(唐揚げをつけて食べる用)
  • ブロッコリーの茎で作るザーサイ:
  • ブロッコリーの茎
  • 塩 小さじ1/2
  • ごま油 小さじ1
  • ラー油 少量
  • 黒胡椒 少々

作り方

    山椒の実の塩漬け:
  1. 5~7月の時期に出る緑の山椒の実を茎からはずして洗う
  2. 沸騰したお湯に塩(分量外)と山椒の実を入れて弱火で5分程度煮る
  3. 実を冷水に数時間つけてアク抜きする
  4. 山椒の実をざるにあけ水気をとり、塩と一緒に煮沸消毒した瓶に入れ蓋をしてよく振って混ぜる
  5. 10日ほど熟成させたらできあがり
  6. 塩漬けした山椒の実の炊き込みごはん:
  7. オリーブオイルとだしと炊飯用の水を、あわせて3合分の量にする
  8. 炊飯してできあがり
  9. 凍り豆腐唐揚げ:
  10. 木綿豆腐をパックのまま冷凍庫で凍らせる
  11. 凍らせた木綿豆腐を解凍し、両手でぎゅっとよせて水分をしぼりきる
  12. 大きめの塊にちぎる
  13. すりおろした生姜、酒、醤油の調味料につける
  14. 調味料を少ししぼってから片栗粉をはたいて油でカラッと揚げる
  15. 出汁につけて食べる
  16. ブロッコリーの茎で作るザーサイ:
  17. ブロッコリーの茎を良い歯ごたえが残る程度に蒸すかまたは茹でる
  18. 調味料で味付けしてできあがり
http://i-eat.carrots.jp/tofukaraage-sanshonomigohan-lunch/


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