Veganバターの作りかた


Veganバターをつくろう

台所にバターがあったらいいなぁ、と思うことが多々ある。おいしいパン屋でパンを買ってきて良い感じに焼けたとき。ホットケーキを焼いたとき。コーンブレッドを焼いたとき。ほうれん草やアスパラやキノコを炒めるとき。ホワイトソースを作るとき。じゃがいもを茹でたとき。たとえば、アメリカにはEARTH BALANCEというヴィーガンバターがあって、スーパーでわりと簡単に入手できるし、カフェに行ってもヴィーガンバターがふつうにでてくる。残念ながら日本ではEARTH BALANCEが売っていないのでバターを使うことはほとんどない。でも!veganバターのレシピを少し前に発見してしまった!!どういう仕組みなんだろう?と思ったら、すごく単純。乳液を作ったことがある方はご存知かもしれない。油と水分はそのままでは弾きあって混ざらないので、「レシチン」を使う。レシチンは、仲の悪い油と水の間に入って乳化させる働きがある。この作用を利用してフェイクバターを作るようだ。(レシチンについてはもう少し下まで読み進めてくださいね)

 

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材料の油について

通常のバターは動物性脂肪が原料なので、カロリーやコレステロールが高く、食べ過ぎには注意しなければならないですね。フェイクバターをわざわざ作るなら、使う油はせっかくだから体に良いものがいいな。ということで、ココナッツオイルを。ココナッツオイルは、そのヘルシーさだけではなく、低い気温で固まる性質があるからバターの塊を作るのにうってつけなのだと思われる。けれどココナッツオイルは、ココナッツの香りが強すぎてバター風味をフェイクするにはむかないのでは。。。と思って調べていたら、バター作りに使うのは、「精製された」ココナッツオイル。精製されたココナッツオイルは、お米でいうところの白米のようなかんじ。不純物が取り除かれ、ココナッツオイル特有の甘ったるい香りも消える。(同時に体に良い栄養素も取り除かれてしまうけれど。)うちの台所にあるのは、コールドプレスで搾った香り高い未精製のココナッツオイルなのでバター作りには向かず、精製ココナッツオイルをそのうちiherbで買おうと思っていたら、今日たまたまスーパーで「ココナッツオイルの香りが苦手な方向け、香りをおさえたココナッツオイル」なるものが売られているのを発見し、これは精製されたものに違いないと思い、迷わずレジへ。(写真の500mlで800円くらいでした。iherbでは444mlのオーガニックの精製ココナッツオイルが800円ちょっとで購入できます。)

さっそくバター作り開始。

 

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レシチンって?

油はココナッツオイルの他に米油を使うことにしました。香りやクセのないニュートラルな油ならなんでも良いと思います。水分は豆乳やアーモンドミルクなどの植物性ミルクを使います。レシチンは写真の顆粒タイプのものを使いました。レシチンって何?乳液作りに使われるものだけど、口にして良いもの?人工的で不自然なものなら、veganバターをわざわざ作る必要はない。そこで調べてみたら、レシチンは自然界の動植物においてすべての細胞中に存在しているもので、レシチンの不足は疲労、免疫力低下、不眠、動脈硬化、糖尿病、悪玉コレステロールの沈着など多くの症状の原因となるため、レシチンの健康食品やサプリメントまで売られていることがわかった。ちなみに、レシチンを多く含む食べ物には卵黄、大豆製品、穀類、ゴマ油、コーン油、小魚、レバー、ウナギなど。

 

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レシチンの効能

  • 悪玉コレステロールの排除(バターが動脈硬化の原因となるコレステロール値を上げるのに対し、レシチンは低下させる)
  • 脂肪の代謝を促進
  • 細胞膜の修復
  • 記憶力・集中力の向上

私が購入したレシチンは、遺伝子組換えではない大豆由来のもので、購入した方のレビューをつらつら読んでいくと、レシチンそれ自体に味はなく、料理の風味や食感を変えずに栄養を摂取できるので、スムージーやホットチョコレートやスープに入れたり、サラダに振りかけて毎日使っている方が多い。また大豆由来のレシチンは遺伝子組み換えのものが多く、非遺伝子組換え(Non-GMO)というところも評価されていた。

 

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Veganバターレシピ

アメリカの計量カップ使用〜

  • オーガニックの精製ココナッツオイル 1カップ(気温が低いときは固形化しているので、その場合は温めて液体にしてから使います)
  • 植物性ミルク(豆乳やアーモンドミルクなどお好きなもの)1/2カップ
  • 米油(香りやクセのない油ならなんでも)1/4カップ
  • レシチン 小さじ1.5
  • りんご酢 小さじ1
  • 塩 小さじ0.5~1(バターの塩気はお好きな範囲で)

上記材料すべてブレンダーに入れ、油と水分が混ざり合って乳化するまでよく混ぜ、型や瓶に注ぎ冷蔵庫へ。2週間ほど保存できるよう。

 

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翌日ルヴァンのパンを焼いてveganバターを塗り塗り。マーガリンのようになめらかに伸び、ほくほくのパンの上でとけてゆく。このバターの良いところは、上のレシピをベースにさまざまなバリエーションのバターを作ることができること。

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そしてついに。My BEST Vegan発酵バターレシピとの出会い(追記)

いろいろ試行錯誤を繰り返しVeganバターを作ってきましたが、ついに納得する美味しいVegan発酵バターを作ることができました。詳しくはこちらへ。

Veganバターを手作りすれば、ローズマリーやディルなどのハーブを混ぜたり、ガーリックを混ぜてガーリックトーストを作ることもできそうですね。

 


2 thoughts on “Veganバターの作りかた

  1. こんにちは。

    ベジタリアンではありませんが、ベジタリアンクッキングに興味があり、よくブログを拝見させていただいています。ビーガンバター、とてもおいしそうですね!お味のほうはどうだったでしょうか?マーガリンのような味なのですか?今度是非、挑戦してみたいと思います。

    ブログを拝見しておいしそうな写真をみるたび、わたしも、もっと健康でおいしいものを作るぞ、食べるぞ!とインスパレーションを頂いてます。ありがとうございます。

    ゆかこ

  2. >ゆかこさん

    こんにちは!
    コメントありがとうございます:)
    またよくI EAT.に訪れていただいているようで、とてもうれしいです。
    veganバターおいしいですよ。あれからまたいろいろと調べて、味をもう少し改良できそうな予感がしています。またレシピをアップデートする予定ですので、次の仕上がりを待っていてください!!材料に使ったレシチンで肌にハリとツヤがでてきて、思わぬところで棚からボタモチです。

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