
カラダはイレモノなのだと思った。わたしも、あのひとも、あなたも。みんな子宮のなかで精巧に作られたカラダに魂が吹き込まれて、そのイレモノの中に入って子宮から外へ出て、一生を生きて、そして最後に魂だけ抜けて空っぽのカラダだけが残るのだ。イレモノだけが残されて、もう動かなくて冷たい。この間まで動いていたのに今は動かないというのは不思議なことだと思った。もう会えないと思ったら涙が止まらなかったけれど、人間ってそういうものなんだなと思った。
人生が短いのか長いのか、これからどんなことが起こるのか分からないけれど、どうせ生きるなら自分が動物的に心地良いように、好きなひとたちと、好きなことを一生懸命して、できるだけ笑って過ごしたいと心から思った。大切な人を大切に扱い、大切に触って優しく声をかける。そして大切な人と同じくらい自分のことも大切に思って扱ってあげること。
ひよこ豆は、なぜかシーチキンのような香りがする。だから、ひよこ豆を使ってフェイク・ツナマヨサンドを作った。ひよこ豆を手作りのVegan豆乳マヨネーズであえて、しっかり塩と黒胡椒をきかせ、少量のガーリックパウダーとカレーパウダーを振って豆くささを取り除いた。十六穀の天然酵母パンはこんがりときれいに焼きあがった。食パンをトーストしたら必ずVeganバターを塗りたい。おいしい手作りバターは料理に豊かな香りを添えてくれる。昨晩のアサリとキャベツの酒蒸しにも、そして今朝のサンドイッチにも。青々としたルッコラと一緒に淡い黄色の “ツナマヨ” をたっぷりのせた。ナイフはザクッと大げさな音をたててサンドイッチを半分に切り分けた。
材料
作り方
- ひよこ豆をキッチンペーパーの上にのせ、もう一枚のキッチンペーパーで挟んでゴロゴロと転がし、豆の皮をできるだけ取り除く
- ひよこ豆を食感が残る程度に潰す(潰すとさらに皮がはがれるので取り除く)
- 調味料を味見しながら加える
- 食パンをトーストしVeganバターを塗って、ルッコラとひよこ豆のツナマヨをたっぷりのせて、できあがり
わたしと同じように豆好きな方は、缶詰を都度買うよりも乾燥豆を買って自分で煮たほうが経済的です。ベジタリアンならなおさら、豆は良質たんぱく源でお肉の代わりにどんどん使いたいところ。わたしは一度に水で戻して煮てジップロックに小分けにし冷凍庫へ入れておきます。こうすると使いたいときにすぐ使えるので便利です。ひよこ豆はサラダやカレーやシチュー、またベジタリアンハンバーグの具や中近東コロッケ(ファラフェル)に使えます。ほっこりとした豆の食感と味はマヨネーズとあえてサンドイッチの具にしても良いし、スパイスで味付けしても引き立ちます。豆は水で戻すと大きく膨らむため、1kgの乾燥豆を買えばかなり多くの料理に使うことができます。
オーサワのひよこ豆 1kg ow jn |
carrotsさま
ひよこ豆を炊いてディップにしようとするも、そのままであまりに美味しく、ディップにすることなく食べてしまいました・・・
しかし冷凍したので、次は、今回の記事のような素敵なサンドイッチにします!!!
人の身体はいれものって、思うことが私もあります。
いろんな人の死や、自分が出産してみたりして、自分の意志ではない力があって、
最初と最後はその力によって生まれたり旅立ったりするかな・・・・
でも、生きているうち(自分の意志が及ぶ余地がありうる)に、身体といういれものや、
生きているから感じる感覚や意識と、丁寧に向き合っていきたいと思っています。
だから、食べ物はやっぱりとても大切で、食べ物だけじゃもちろんないけど、
なあなあにせずに、しかし、楽しもうとしています。
動物的な感覚を尊重して心地よく生きるために、人間に授けられた知恵を使うという
生き方をしたいです。まだまだですが・・・・
carrotsさんのブログが、とてもサポートをしてくださっていて、感謝しています^^
> エムさん
わたしも最近エムさんと同じようなことを考えます。当たり前だと思っていたことが実は当たり前じゃなくて奇跡的なことなんだということに、長い間生きてきてようやく気づいた次第です。ちょっと時間がかかりすぎましたが、でも気づけたので、いろいろなことに感謝する気持ちを忘れずに生活しようと思います。